【モバイルバッテリーはレンタルと買うのどっちがいい？コスパ・利便性・用途別で徹底比較】

スマートフォンやタブレットなど、今や現代人の生活に欠かせない存在となったモバイル機器。外出中にバッテリーが切れてしまうという事態は、誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか？そんな“充電難民”を救う存在が「モバイルバッテリー」。

では、モバイルバッテリーは自分で購入すべきか、それともシェアリング型のレンタルを活用する方が賢い選択なのでしょうか？それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、使用頻度や生活スタイルに応じた最適な選び方を解説します。

1：モバイルバッテリーを買うメリットとデメリット

購入型モバイルバッテリーの最大の魅力は、繰り返し使えるという点です。初期投資は必要ですが、長期的に見れば非常にコストパフォーマンスが高く、通勤や通学、日常的にスマホを使うユーザーにとってはベストな選択肢となります。

最近のモバイルバッテリーは非常に多様化しており、10,000mAh以上の大容量タイプから、手のひらサイズの超軽量モデル、USB-C対応、ワイヤレス充電対応、防水仕様など、利用シーンに合わせて最適なモデルを自由に選べます。

バッテリーも消耗品であり、定期的な充電や劣化による買い替えは避けられません。さらに、常に持ち歩くためにはバッテリー残量の確認や本体のメンテナンスも必要となります。

自宅に忘れてきたり、カバンのスペースを圧迫したりすることも。特にミニマリスト志向の人にとっては、余計な荷物と感じてしまうかもしれません。

レンタル型モバイルバッテリーの最大の利点は、必要なタイミングでサッと借りられること。駅、コンビニ、商業施設、観光地などに設置された「チャージスポット」などを活用すれば、手ぶらで出かけても充電手段に困ることはありません。

レンタルはサブスクリプションや購入とは異なり、使った分だけ支払う従量課金制。旅行中や急な出張など「その場限りの利用」に特に向いており、初回無料キャンペーンなどを活用すれば出費も抑えられます。

チャージスポットなどのサービスでは、借りた場所とは違う場所で返却が可能。移動中のライフスタイルに最適で、使い終わったらすぐに返却できるので管理の手間もありません。

1日1回以上の使用など、頻度が高くなるとトータルコストが購入型を上回る可能性があります。また、返却を忘れたり紛失すると買取料金（約2,500〜3,300円）が発生するリスクもあります。

スマホを目覚ましから地図アプリ、SNS、音楽再生、動画視聴と一日中活用する人には、購入型のバッテリーが圧倒的におすすめです。容量に応じて1〜2回分の充電が可能なため、日々の使用で重宝します。

年に数回の外出やレジャー、フェス、出張など限定的な使用なら、荷物を増やさず現地で借りられるレンタル型がぴったり。必要な時だけ使えるため、合理的です。

荷物を減らして身軽に動きたいミニマリストの方や、バッグにスペースがない人には、レンタル型のバッテリーがベスト。設置スポットをあらかじめ確認しておけば安心です。

防災グッズとしての用途を考えるなら、確実に使える購入型が有利。停電時や通信手段が限られる災害時には、いつでも手元にあることが重要です。