はじめに｜台風ってどんなもの？
ニュースで「台風（たいふう）が近づいています」と聞いたことはありますか？
台風は、とても強い風と大雨をともなう自然現象 です。特に日本では毎年多くの台風が発生し、町や家に被害をもたらすことがあります。
この記事では、台風のしくみや影響、そして台風が来たときにどうすればいいのか を、小学生のみんなにもわかりやすく説明します！
1. 台風ってどうやってできるの？
1-1. 台風はどこで生まれるの？
- 台風はあたたかい海の上で生まれる
- 海の水が蒸発して雲（くも）ができる
- たくさんの雲が集まり、ぐるぐる回りながら強い風がふき始める
1-2. 台風の「目」って何？
- 台風のまん中には「目」とよばれる場所がある
- 「目」の中は風がほとんどなく、とても静か
- でも、そのまわりには強い風と雨がふっている！
1-3. 台風の動き方
- 台風はゆっくりと日本に近づくことが多い
- まわりの風の流れにのって動く
- 大きい台風ほど、影響をあたえる時間が長くなることがある
2. 台風が来るとどうなるの？
2-1. 強い風の影響
- 木がたおれたり、ものが飛ばされたりする
- 電線が切れて停電（ていでん）になることがある
- 車や家の屋根がこわれることもある
2-2. 大雨の影響
- 川の水がふえて、あふれることがある
- 道路や町が水でいっぱいになる「洪水（こうずい）」が起こることもある
- 地面がゆるんで土砂くずれがおこることもある
2-3. 台風のあとにも注意！
- 台風がすぎたあとも川の水があふれやすい
- 木や看板がたおれていることがあるので気をつける
- 停電がつづくことがあるので、明かりを確保する
3. 台風が来る前にできること
3-1. 家のなかでできる防災対策
- まどやカーテンをしっかりしめる
- ガラスがわれないように、カーテンをおろしておく
- 高いところにあるものを下におろしておく
3-2. 外にあるものをかたづける
- ベランダにあるものをしまう（風で飛ばないようにする）
- 自転車やゴミ箱などは、しっかり固定する
- 大きなものは家の中に入れるのが安全
3-3. 避難するときに持っていくもの
- 水や食べもの（3日ぶんくらい）
- 懐中電灯（かいちゅうでんとう）やモバイルバッテリー
- タオルや着がえ、くすりなど
4. 台風が来たときに気をつけること
4-1. 家のなかでの過ごし方
- なるべく窓からはなれる
- ガラスがわれたときにけがをしないようにする
- 停電しても大丈夫なように、懐中電灯を用意する
4-2. 外に出るときの注意
- できるだけ外に出ない（強い風で飛ばされることがある）
- どうしても出るときは、かさではなくカッパを着る
- 川や海にはぜったいに近づかない！
4-3. 避難が必要になったとき
- 大人の人といっしょに行動する
- 避難所の場所を事前に確認しておく
- 家族と連絡をとれるようにしておく
5. 台風の情報をチェックしよう！
5-1. 台風が近づくときのサイン
- 天気予報で「台風が来ます」と言われる
- 空がどんどん暗くなってくる
- 風が強くなり、雨がふりはじめる
5-2. 台風情報の見かた
- テレビやラジオで台風のニュースを見る
- スマホの天気アプリで台風の進み方をチェック
- 学校や自治体（じちたい）からのお知らせも見る
5-3. 台風が来るときに気をつける言葉
- 「警報（けいほう）」が出たらとても危ないサイン！
- 「避難（ひなん）してください」と言われたら、すぐに逃げる
- 「暴風警報（ぼうふうけいほう）」は、特に強い風に注意！
6. まとめ｜台風にそなえて安全にすごそう！
台風はとてもこわいですが、しっかり準備をしておけば、安全にすごすことができます！
大事なことをおさらい！
- 台風はあたたかい海で生まれる、強い風と雨のこと！
- 日本には毎年たくさんの台風が来るので、しっかりそなえることが大切！
- 台風が来たら「外に出ない」「まどをしめる」「川や海に近づかない」
- 台風情報をしっかりチェックして、安全な場所ですごそう！
しっかりそなえて、台風が来ても落ちついて行動できるようにしよう！
