はじめに|小学生もできる「地震の備え」
日本は地震が多い国です。いつ地震が起こっても、安全に避難できるように、小学生でもできる防災対策を知っておくことが大切です。
「地震が起こったらどうすればいいの?」「家族と離れていたら?」そんな疑問を解決し、楽しく学びながら備えられる方法を紹介します。
このガイドでは、小学生が自分でできる地震対策・避難方法・家族との話し合いのポイントをわかりやすく説明します。
1. 地震が起こる前に準備しておくこと
おうちでの安全対策
- 家具をしっかり固定して、倒れないようにする
- 窓ガラスには飛散防止フィルムを貼る
- 部屋の中で安全な場所(机の下など)を確認する
防災リュックを準備しよう
- 水・食べ物(お菓子やレトルト食品)
- 懐中電灯・モバイルバッテリー
- 家族の連絡先を書いたメモ
家族と決めておくこと
- 地震が起きたら、どこに集まるか話し合う
- 電話がつながらないときの連絡方法を決める
- 避難所の場所を知っておく
2. 地震が起きたときの行動
家の中にいるとき
- 机の下にかくれて、頭を守る
- 窓や家具の近くに行かない
- 揺れがおさまるまで動かない
学校や外にいるとき
- 校内では先生の指示に従う
- 公園や広い場所では、周りの建物から離れる
- 電柱やガラスの近くに行かない
家族と離れていたら
- 事前に決めた避難場所に行く
- 知らない人についていかない
- 助けが必要なときは「たすけて!」と大きな声を出す
3. 避難するときの持ち物と注意点
小学生が持っておくべきもの
- 水(ペットボトル1本)
- お菓子や飴(非常食になる)
- タオル・ハンカチ
- ホイッスル(助けを呼ぶため)
- 家族の連絡先メモ
避難所でのマナー
- みんなで協力することが大切
- 順番を守る、静かに過ごす
- ゴミを散らかさないようにする
服装と持ち物の工夫
- 動きやすい靴を履く
- 冬は防寒着、夏は帽子を持つ
- 夜はライトが必要なので懐中電灯を忘れずに
4. 楽しく学べる防災訓練
家族で防災ゲームをしよう
- 「地震が起きたらどこに隠れる?」ゲーム
- 「防災リュックの中身を覚えよう!」クイズ
- 「家族で避難ルートを探検しよう!」ウォークラリー
学校の避難訓練に参加しよう
- 先生の話をしっかり聞く
- 走らず、押さず、冷静に行動する
- 実際の避難場所を覚えておく
防災知識を楽しく学ぶ方法
- 防災アニメや動画を観る
- 防災絵本を読む
- 親子で防災イベントに参加する
5. 地震のあとの行動と心のケア
家族と会えないときは
- 「災害用伝言ダイヤル(171)」を使う
- 避難所で名前をしっかり伝える
- 近くの大人に助けを求める
こわい気持ちをやわらげる方法
- 深呼吸をして落ち着く
- 好きなぬいぐるみや本を持つ
- 家族と一緒に安心できる時間を作る
友達や家族を大切にする
- みんなで助け合うことが大切
- 避難生活ではお互いを思いやる
- こまったときは大人に相談する
6. まとめ|小学生もできる地震対策を今すぐ始めよう!
地震が起こる前に準備をしておくことが、安全につながります。
チェックリスト:今すぐやること
- 家の安全な場所を確認する
- 防災リュックに必要なものを入れる
- 家族と避難場所を決める
- 防災訓練に参加する
- 防災ゲームで楽しく学ぶ
今日から家族と話し合って、地震にしっかり備えましょう!