【自然災害が多い国ランキング】世界で最も災害リスクの高い国は?最新の傾向と実務対策を一挙解説

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防災

地震、台風(ハリケーン/サイクロン)、洪水、津波、火山噴火、干ばつ、熱波、山火事——世界の自然災害は国ごとに発生パターンも影響の受け方も異なります。同じ「台風」でも、海面水温や地形、都市化の度合いで被害は大きく変わり、“災害が多い国”=“いつも被害が大きい国”とは限りません。

本記事では、まず災害リスクの見方(露出・脆弱性・回復力)という物差しを提示し、その上で「自然災害が多い国ランキング」を特徴・季節性・都市への影響・社会の回復力まで掘り下げて解説します。最後に、旅行者・駐在者・企業のための具体的な備えをチェックリスト化し、48時間前〜発災直後72時間の行動テンプレや在宅継続の装備表多層BCPの設計表まで掲載。今日から使える内容に落とし込みます。


  1. 世界リスクの見方|“多い”を正しく測る三つの軸+補助指標
    1. 露出(ハザード)|どんな災害にどれだけさらされているか
    2. 脆弱性(ぜいじゃくせい)|被害が大きくなりやすい条件
    3. 回復力(レジリエンス)|どれだけ早く立ち直れるか
    4. 補助指標|頻度・被災人口・経済影響
  2. 自然災害が多い国ランキング(1〜3位)
    1. 1位|フィリピン——台風と地震・火山が同居する群島国家
    2. 2位|インドネシア——地震・津波・火山の“トリプルベルト”
    3. 3位|日本——複合災害の先進国、早期警報と耐震が強み
  3. 自然災害が多い国ランキング(4〜10位+次点)
    1. 4位|アメリカ——“多彩なハザード”が地域ごとに顔を変える
    2. 5位|中国——大河川の氾濫と台風、内陸地震の三正面
    3. 6位|バングラデシュ——デルタの宿命と向き合う高頻度水害
    4. 7位|インド——サイクロン・豪雨・熱波の“三重苦”
    5. 8位|メキシコ——太平洋とメキシコ湾の二正面、地震・火山も
    6. 9位|イタリア——地震・火山・洪水・熱波の複合
    7. 10位|トルコ——活断層直上の大都市が要警戒
    8. 次点|ベトナム・パキスタン・ニュージーランド など
  4. ハザード別の特徴と“効く対策”の核心(拡張版)
    1. 地震・津波|揺れと水の二段攻撃を想定内に
    2. 台風・ハリケーン・サイクロン|風・雨・海面上昇の三重複合
    3. 洪水・都市浸水|深さ×時間を削る設計
    4. 干ばつ・熱波|“水・冷・影”の三点セット
    5. 山火事・煙害(ヘイズ)|風向とPMの管理
  5. 季節カレンダー|主要ハザードの“来やすい月”早見表
  6. 減災の実務|旅行者・駐在・企業が今日から整えること(拡張版)
    1. 旅行者・留学生|“3日しのぐ”軽量セットと情報同調
    2. 駐在・移住者|住まい選びと在宅継続の“二層構え”
    3. 企業・サプライチェーン|途絶を“前提化”した多層BCP
  7. 在宅継続(家庭版)|“水・衛生・電源・情報”の四本柱と物品表
  8. FAQ|よくある疑問への実務回答
    1. まとめ|“多い国”に学び、どこでも使える行動へ

世界リスクの見方|“多い”を正しく測る三つの軸+補助指標

露出(ハザード)|どんな災害にどれだけさらされているか

地理・気候・地盤によって、国ごとに地震帯/サイクロン進路/大河川流域/火山帯/乾燥地帯が重なります。露出(ハザード)は、「その国がどの種類の災害に、どれほどの頻度・強度で当たりやすいか」を示す軸です。

脆弱性(ぜいじゃくせい)|被害が大きくなりやすい条件

都市の密度、住宅の耐久性、貧困率、土地利用(低地・埋立・傾斜地)、高齢化率などが脆弱性を左右します。同じ規模の台風でも、インフラ整備や建築基準によって被害が数倍違うことは珍しくありません。

回復力(レジリエンス)|どれだけ早く立ち直れるか

緊急対応・医療・物流・電力通信・行政運営・財政余力といった回復力が高いほど、同じ被災でも社会の停止時間を短くできます。“多い”の評価は、露出×脆弱性×回復力の掛け合わせで見るのが実務的です。

補助指標|頻度・被災人口・経済影響

年間発生件数/累積被災人口/GDP比損失なども補助的に参照します。ただし記録の偏り統計のとり方の差があるため、単純比較に過度な意味を持たせないことが重要です。

主要国のリスク比較(概念整理/露出×脆弱性×回復力)

国・地域主なハザード露出脆弱性回復力季節性・特徴
フィリピン台風・豪雨・洪水・地震・火山非常に高い中〜高台風シーズンが長い/群島で物流寸断が起きやすい
インドネシア地震・津波・火山・豪雨非常に高い火山帯と地震帯が重なる/沿岸集落が多い
日本地震・津波・台風・豪雨・火山高い複合災害が特徴/耐震と早期警報の整備が進む
米国ハリケーン・竜巻・洪水・地震・山火事・寒波高いハザードが地域ごとに分散/広域同時多発も
中国地震・洪水・台風・干ばつ高い長江・黄河など大河川の氾濫/内陸と沿岸で様相が違う
バングラデシュサイクロン・高潮・洪水非常に高い大河デルタで浸水深が大きくなりやすい
インドサイクロン・豪雨・熱波・洪水・地震高いモンスーン依存度が高く都市浸水リスク増
メキシコ地震・火山・ハリケーン・豪雨高い太平洋・メキシコ湾両面のハザード
イタリア地震・火山・洪水・熱波歴史都市の脆弱性+アルプス雪解け洪水
トルコ地震・洪水・地すべり高い断層直上の都市が多い

自然災害が多い国ランキング(1〜3位)

1位|フィリピン——台風と地震・火山が同居する群島国家

年間を通じて台風の進路に当たりやすく、豪雨・洪水・高潮の複合が常態化。加えて火山帯・地震帯の直上で、噴火・地震・津波が連鎖しやすい地理です。島嶼(とうしょ)構造により、一つの橋・港の寸断で生活と物流が長く止まりやすいのが難点です。

注目ポイント

  • 季節性:雨季(概ね6〜11月)中心だが、年初の強風被害も起こり得る。
  • 都市影響:マニラ首都圏は低地・高潮・内水氾濫の三重苦。堤防越流や停電に備え垂直避難と在宅継続の二段構えが有効。
  • 個人対策止水板・土嚢・携行ラジオ・モバイル電源飲料水の分散備蓄高所に配置。避難ビルの鍵・屋上導線を平時に確認。

2位|インドネシア——地震・津波・火山の“トリプルベルト”

プレート境界・火山列・長大な海岸線が重なり、強震・津波・火山灰のいずれも頻度とスケールが大きい国です。遠地地震由来の津波到達もあり、沿岸の木造・伝統集落は脆弱になりがち。

注目ポイント

  • 季節性:モンスーンに伴う豪雨・地滑りが雨季に集中。
  • 都市影響:ジャカルタは地盤沈下+高潮+豪雨の重なりで長期浸水化しやすい。排水能力の確保・止水板が鍵。
  • 個人対策津波避難の垂直経路徒歩で実測火山灰対策用マスク・ゴーグルも常備。家族の合図を固定。

3位|日本——複合災害の先進国、早期警報と耐震が強み

地震・津波・台風・線状降水帯・火山が同居する世界有数の多災環境。一方で耐震基準・警報・避難インフラの整備が進み、致死的被害の低減が着実に図られてきました。都市部の液状化・長周期地震動など、最新型リスクへの警戒が要点です。

注目ポイント

  • 季節性:台風(主に7〜10月)と梅雨・秋雨の豪雨。冬季は豪雪・地吹雪も。
  • 都市影響:湾岸部は津波+高潮+内水の三重複合。**マンション高層階は在宅継続力(トイレ・水)**の確保が最重要。
  • 個人対策寝室からの室内減災(家具固定・飛散防止)靴・ヘッドライトの枕元常設徒歩避難ルートの身体化を同時に進める。

自然災害が多い国ランキング(4〜10位+次点)

4位|アメリカ——“多彩なハザード”が地域ごとに顔を変える

ハリケーン(メキシコ湾岸・大西洋岸)/竜巻(トルネードアレー)/洪水/地震(西海岸)/山火事(西部)/寒波と、国土の広さに比例してハザードが多様同時多発・広域障害が起こり得るのが特徴です。

注目ポイント

  • 季節性:ハリケーンは概ね6〜11月、竜巻は春〜初夏がピーク、山火事は夏〜秋
  • 都市影響:沿岸大都市は高潮・停電・燃料不足が長期化しやすい。避難勧告の段階で移動開始が命綱。
  • 個人対策嵐の前の給油・現金少額非常電源・衛星通信の確保。窓の養生・屋外飛散物固定は前日までに実施。

5位|中国——大河川の氾濫と台風、内陸地震の三正面

長江・黄河の大流域季節性の大雨・洪水に脆弱。沿岸部は台風、内陸では大規模地震のリスク。急速な都市化低地の人口・資産集中が進み、被害が大きくなりやすい構造です。

注目ポイント

  • 季節性:梅雨期〜夏季の集中豪雨・長雨が河川氾濫を誘発。
  • 都市影響:沿岸メガシティは高潮+豪雨長時間の都市型浸水内水対策と排水能力の事前整備が鍵。
  • 個人対策上層階へ避難できる垂直動線止水・排水の事前整備重要書類は耐水袋へ

6位|バングラデシュ——デルタの宿命と向き合う高頻度水害

ガンジス・ブラフマプトラ・メグナの大デルタで、季節性の洪水・高潮・サイクロンの露出が非常に高い。低地・貧困・人口集中が脆弱性を押し上げます。

注目ポイント

  • 季節性:モンスーン期の長雨・氾濫が毎年。
  • 個人対策高床化・避難ビル・浮輪・ライフジャケットの準備。飲料水の高所保管・浄水が生命線。

7位|インド——サイクロン・豪雨・熱波の“三重苦”

ベンガル湾・アラビア海双方のサイクロン経路にあたり、都市の急膨張内水氾濫が顕著。熱波・干ばつも社会に打撃。

注目ポイント

  • 季節性:モンスーン到来前後のゲリラ豪雨、夏季の極端高温
  • 個人対策日中の行動制限・冷却キット屋上タンクの断水対策排水路の清掃

8位|メキシコ——太平洋とメキシコ湾の二正面、地震・火山も

太平洋ハリケーン・メキシコ湾ハリケーンの両面にさらされ、地震・火山も活発。山地の地すべりが道路を寸断しやすい。

注目ポイント

  • 季節性:雨季の豪雨・土砂、台風期の暴風・高潮
  • 個人対策斜面下の居住回避非常電源・現金自治体アラート登録

9位|イタリア——地震・火山・洪水・熱波の複合

アペニン山脈の地震帯活火山、さらにアルプス雪解け洪水都市型洪水熱波と多彩。歴史的建造物の保全と安全の両立が課題。

注目ポイント

  • 季節性:春〜初夏の洪水、夏の熱波・山火事
  • 個人対策石造建物の落下物回避ルート熱中症対策観光時の避難所確認

10位|トルコ——活断層直上の大都市が要警戒

北アナトリア断層系に沿う大都市が多く、強震のリスクが常在。洪水・地すべりも併発します。

注目ポイント

  • 季節性:冬季の降雪・寒波が復旧を遅らせることも。
  • 個人対策家具固定・耐震改修集合場所の明示非常電源・暖房代替

次点|ベトナム・パキスタン・ニュージーランド など

サイクロン・洪水(ベトナム)豪雨・洪水・地すべり(パキスタン)、**地震・津波・火山(ニュージーランド)**など、露出が高く回復力の課題も残る国々が続きます。


ハザード別の特徴と“効く対策”の核心(拡張版)

地震・津波|揺れと水の二段攻撃を想定内に

強い短周期の揺れ家具転倒・非構造部材の落下を招き、長周期の揺れ高層での大振幅につながります。津波は数分〜数十分で到達する地域も。**“より高く・より早く・戻らない”**を合言葉に、徒歩主体の垂直避難を身体化しましょう。

行動の核

  • 寝室から減災(L字金具・飛散防止・通路確保)
  • ヘッドライト・靴・手袋を枕元に常設
  • 避難ビルの鍵・屋上導線を平時に確認
  • 河川沿い・谷筋・橋は回避し、尾根筋・台地

台風・ハリケーン・サイクロン|風・雨・海面上昇の三重複合

暴風による飛散物・停電豪雨による内水・河川氾濫高潮による越流が同時進行。停電前提の在宅継続(水・衛生・電源・情報)と、止水板・土嚢・側溝清掃前日運用が効きます。

行動の核

  • 前日までに車の給油・現金少額、冷蔵の優先消費表を用意
  • 屋外の飛散物固定、雨戸・ガラスの養生
  • 高潮・内水の想定に応じて垂直避難の準備
  • 停電モード(照明・通信・調理)への切替手順を家族で共有

洪水・都市浸水|深さ×時間を削る設計

低地・地下空間・半地下の住宅や商業施設が要注意。止水板・防水テープ・逆流防止水の入口を減らし排水路のゴミ除去水の出口を増やすエアコン室外機・配電盤高所設置で被害縮小。

行動の核

  • ハザードマップで浸水深の想定を把握
  • 家電・重要書類の上階移動
  • 懐中電灯・長靴・防水バッグの即応配置
  • 地下・半地下の退避早め・明るいうち

干ばつ・熱波|“水・冷・影”の三点セット

断水や計画停電が現実化しやすい。屋内の温度管理水の確保発電の冗長化が生命線。

行動の核

  • 冷却ベスト・保冷剤・遮光カーテン
  • 飲料水・電解質のローテーション備蓄
  • 在宅ワーク・活動時間の前倒し

山火事・煙害(ヘイズ)|風向とPMの管理

乾燥・高温・強風の重なりで延焼が拡大。煙害健康被害・空港閉鎖を招く。

行動の核

  • N95マスク・空気清浄機・気密テープ
  • **屋外作業の中止基準(PM濃度)**を決める
  • 避難経路の風上・風下を確認

季節カレンダー|主要ハザードの“来やすい月”早見表

地域/ハザード1–3月4–6月7–9月10–12月メモ
西太平洋(台風)低〜中年による変動大/秋の大型化傾向
北大西洋(ハリケーン)低〜中中〜高6/1–11/30が公式シーズン
インド洋(サイクロン)2峰性/アラビア海・ベンガル湾
南半球(熱帯低気圧)11〜3月にピーク
雨季豪雨(南アジア)立上り終盤離岸・内陸で時期差
熱波(南欧・南アジア)立上り夜間最低の上昇に注意

減災の実務|旅行者・駐在・企業が今日から整えること(拡張版)

旅行者・留学生|“3日しのぐ”軽量セットと情報同調

パスポート・現金・クレカは分散携行。携帯浄水・主食バー・モバイル電源・多国語通訳アプリ機内持込に。到着後は現地の警報アプリ・公式SNSフォローして情報の同調を図る。

最低限の装備例:軽量レインウェア/モバイル電源/ケーブル/小型ライト/常備薬/テーピング/携帯浄水/非常食(高カロリー)/国際SIMUSBマルチプラグ

行動テンプレ(台風・洪水想定)

  • 48時間前:宿と空港の代替ルートを地図で保存。キャッシュ少額を確保。
  • 24時間前給水・充電100%現地通貨を小口で準備。屋外予定は前倒し
  • 発災直後高所・内陸へ移動空港情報は公式のみ参照。安否一言連絡

駐在・移住者|住まい選びと在宅継続の“二層構え”

浸水・地盤・津波のハザードを照合して住居階層を決める。1週間の在宅継続セット(水・衛生・電源・情報)を高所に分散近隣の避難ビルの鍵・開放時間現地で確認。

住まいの要点

  • 液状化・浸水の少ない地盤を優先
  • 非常電源・給水設備の有無を確認
  • 徒歩で安全圏へ到達できること
  • 家族の合図と言葉(例:「無事」「着」)を固定

企業・サプライチェーン|途絶を“前提化”した多層BCP

代替拠点・分散倉庫・在庫の地域分散単一障害点をなくす。非常電源・燃料・通信の冗長化輸送ルートの複線化契約と訓練で固める。多言語の安否確認・広報を標準化。

多層BCPの設計メモ(要点表)

狙い主要手段目安指標
施設・拠点単一点故障を排除代替オフィス・データ二重化RTO/RPO
物資・物流途絶の短縮分散倉庫・複線輸送欠品率・リードタイム
人員・情報判断の高速化多言語安否・衛星通信連絡到達率
財務継続の燃料緊急枠・保険・支払延長準備キャッシュバーン
コンプラ社会的信頼情報公開・寄付・地域連携利害関係者満足

在宅継続(家庭版)|“水・衛生・電源・情報”の四本柱と物品表

基本セット(1人あたり目安)

分類目安運用のコツ
飲料水・生活水1人1日3L×7日分散保管、ローリングストック
衛生簡易トイレ・除菌・手袋1週間分におい対策袋・手洗い動線
電源モバ電・発電機・電池スマホ充電×7日充電ルーチン、ソーラー併用
情報ラジオ・予備端末家族分予備電池・ケーブル束ね
主食バー・レトルト3日→7日へ拡張調理不要優先、アレルギー配慮
照明ヘッドライト・ランタン1人1灯夜間避難で両手が使える

初動72時間テンプレ(家庭・個人)

時間軸目的行動の核補足
0〜10分生存頭部保護→出火確認→扉開放ガス遮断、揺れ収束で徒歩避難開始
10分〜1時間退避橋・谷筋回避で高所へ夜間はヘッドライト必携、車は使わない
1〜24時間体制化安否共有・水と衛生の確保合流地点固定、情報は公式とラジオ優先
24〜72時間維持四本柱を運用水・簡易トイレ・電源・情報の循環

FAQ|よくある疑問への実務回答

Q1. 「災害が多い国」=「住むのが危険」?
A. いいえ。露出が高くても回復力が高い都市は安全に暮らせます。建築基準・避難路・警報が整った地域を選びましょう。

Q2. 旅行では何が最優先?
A. 情報の同調(現地アラートの即時受信)と軽量3日セットです。充電・給水・現金小口を切らさない習慣化で差が出ます。

Q3. 子ども・高齢者・ペットがいる場合は?
A. 移動速度が落ちる前提で避難開始を前倒しに。お薬手帳・離乳食・ペット用品個別袋にまとめ、合図と言葉を固定します。

Q4. 数字や順位は固定的?
A. 気候変動・都市化でリスクの質は変わります。年に一度の見直し現地の最新マップで上書きしてください。


まとめ|“多い国”に学び、どこでも使える行動へ

ランキング上位の国は、露出(ハザード)が高いだけでなく、都市化・気候変動・地盤条件が重なって被害が増幅しやすいという共通点があります。一方で、寝室からの室内減災・徒歩避難の身体化・在宅継続の四本柱(水・衛生・電源・情報)といった行動の基本は、国境を越えて有効です。きょう15分で、持ち物の棚卸しと最寄りの避難先の実歩を。準備を始めた瞬間から、あなたのリスクは確実に下がります。

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