「どうして地図はいつも北が上になっているの?」と疑問に思ったことはありませんか?地図はわたしたちが知らない場所や広い世界を知るための大事な道具です。でも、なぜ「北」がいつも上なのか、その理由や歴史、地図を見るときの約束事(ルール)、世界の地図の工夫、実は時代や国で違った方角の決まり…など、意外と知られていないことがたくさんあります。
この記事では小学生にもわかる言葉で、地図のひみつ・工夫・世界のいろいろな地図の例・地図クイズ・観察ポイント・地図を使いこなすコツまで、たっぷりやさしく超ボリュームで解説します!
なぜ地図は北が上なの?その理由をくわしく解説
地図の上=北は「世界の決まり」?
今では地図の「上=北」が世界中の約束事になっていますが、昔は国や時代によってさまざまでした。現代では「北が上」と決まったことで、どの地図も見比べやすく、みんなが迷わず使えるようになったのです。
方角をそろえると便利!
みんなが同じ「方角」を地図で使うことで、町の地図・県の地図・世界地図でもすぐに比べたり、探したりしやすくなります。これが世界共通で「北が上」の理由です。
昔は上が南や東の地図もあった!
日本や中国、エジプトなどでは昔「南」や「東」が上の地図も作られていました。王さまやお寺の場所、太陽の昇る方角が大事だったからです。今も特別な地図では「南が上」のこともあります。
どうして北が上になったの?
ヨーロッパの探検家たちが地球をぐるっと探し回り、世界地図や地球儀を作るときに「北極(North Pole)」を一番上に決めました。方位磁石(コンパス)で北を見つけやすいこともあり、世界中で「北が上」にそろえられるようになったのです。
地図の歴史と方角のうつり変わり・世界の地図のびっくり豆知識
大昔の地図は自由な発想で描かれていた
一番はじめの地図は、村や町の道・山・川など、身近な場所だけを簡単な絵で表していました。そのころは好きな方角を上にしたり、地図の形もバラバラでした。
方位磁石(コンパス)と「北」の発見
中国や中東で生まれた方位磁石は「北」を見つける道具で、これが広がることで北を基準にした地図が増えていきました。船乗りや探検家もコンパスで北を知り、遠い場所まで安全に旅できるようになったのです。
世界で「北が上」の地図が広まった理由
大航海時代(約500年前)、ヨーロッパで世界地図や地球儀がたくさん作られました。その多くが「北を上」にしていたため、このルールが世界中の地図で広がりました。
実はいまも上下が逆の地図がある!?
オーストラリアや南アフリカの国では、南が上の「逆さ地図」を作ることも。自分たちの住む場所を強調したい、という理由があるそうです。
地図を見るときの約束事や工夫・地図を使いこなすコツ
方位記号や方位マークのヒミツ
地図のかどやすみに「N」や矢印で北をしめすマークが書いてあります。これを見れば、どちらが北かわかります。「E」「W」「S」はそれぞれ東(East)、西(West)、南(South)を表します。
いろいろな「縮尺(しゅくしゃく)」と使い方
地図ごとに「どれくらいの広さをどのくらい小さくしたか」を表す数字や線(=縮尺)が書いてあります。町の地図は細かく、世界地図はとても広く縮められています。
色や地図記号で情報がたくさん!
山は茶色、川は青、道路や建物、鉄道、学校、公園など、地図には決まった色や地図記号があり、どこを見れば何があるかわかるようになっています。地図記号クイズを作って遊ぶのもおすすめ!
「地図を読む」ときのポイント
方位記号・縮尺・色・記号・地名を見て、「北がどっち?」「この道はどこに続いてる?」「このマークは何?」と考えてみましょう。自分の家や学校から目的地までの道を地図でたどってみるのも楽しいです。
世界や日本の「地図」のひみつ・いろいろな地図文化
世界には上下がちがう地図がある
アラブ、オーストラリア、南米などでは「東が上」「南が上」など、国や文化によって地図の方角の決め方がちがっていました。今も学校や本、展示で特別な地図を見ることができます。
地球儀と地図のちがい・ひみつ
地球儀は丸い地球をそのまま小さくしたもので、方角も地球そのものの向きになります。平らな地図では、国の形や大きさがゆがんで見えたり、北極・南極が大きく描かれることもあります。
デジタル地図やナビゲーションの進化
スマホやカーナビ、タブレットの地図は、進む向きに合わせて「上=進行方向」になるものもたくさん。地図は今もどんどん進化し、地球の裏側の場所も一瞬で見られる時代になりました。
日本の「地図の約束事」や豆知識
日本の学校や町の案内板でも「上=北」の地図がほとんど。電車の路線図やテーマパークの地図は特別に工夫された例も多いです。
地図を使った自由研究やクイズにチャレンジ
家や学校のまわりの地図を作ったり、昔の地図や世界の変わった地図を調べてみると、新しい発見がたくさんあります。家族で地図クイズをしたり、地図記号を探したりするのもおすすめです。
地図の約束事・北が上の拡大まとめ
地図のポイント | 内容や約束事 | 豆知識・工夫例・観察ポイント |
---|---|---|
上が北 | 世界共通のルール。町・世界どこでも比べやすい | 昔は南や東が上の地図も。逆さ地図もある |
方位記号・Nマーク | 地図のすみにNで北、EWSで東西南をしめす | 方位磁石やコンパス、太陽の位置でも北が分かる |
縮尺 | 広さのちがいを数字や線で表現。地図ごとに縮尺が違う | 町の地図と世界地図を比べてみよう |
色や地図記号 | 山=茶色、川=青、建物や学校など記号がたくさん | 地図記号クイズ、いろいろな地図を調べてみよう |
地球儀と地図の違い | 地球儀は丸くリアル、地図は平らなので形や大きさがゆがむことも | 国の大きさや位置の見え方に注目してみよう |
デジタル地図 | スマホやナビでは進行方向が「上」になることも多い | デジタル地図で世界旅行や位置検索をしてみよう |
世界の地図文化 | 国や時代で上下や方角が全く違うことも | オーストラリアや南米の逆さ地図も見てみよう |
地図を使った自由研究やクイズ | 自分だけの地図づくりやクイズ、観察記録に使える | 家や学校、町の地図を作って友達と発表してみよう |
【まとめ】
地図は「北が上」と決めることで、どの国や地域でも同じようにわかりやすく使える道具になりました。でも昔は方角がバラバラだったり、今も国や文化によって上下が逆の地図も存在します。地図の約束事や工夫、世界のいろいろな地図や歴史、豆知識を知って、地図をもっと楽しく、自由研究やクイズ、家族との冒険にも使いこなしてみましょう!地図は広い世界を知る「魔法のカギ」です!