はじめに|防災(ぼうさい)ってなんだろう?
「防災(ぼうさい)」という言葉を聞いたことはありますか?
防災とは、じしん・たいふう・大雨などの災害(さいがい)から自分や家族の命を守るためにすること です。日本は自然災害が多い国なので、みんなが防災について知り、しっかりそなえることがとても大切 です。
この記事では、小学生のみんなにもわかりやすく、防災の大切さや、すぐにできる防災の工夫について説明 します。
1. 防災が大切な理由
1-1. 日本は災害が多い国
- 日本では地震・台風・大雨・津波などの災害がたくさん起こる
- 他の国よりも自然災害のリスクが高い
- だからこそ、日ごろからそなえることがとても大切!
1-2. 防災をすることで守れるもの
- 自分の命(じぶんのいのち)を守ることができる
- 家族や友だちと助け合うことができる
- 学校や町の安全を守るために役立つ
1-3. 防災ってどんなことをするの?
- 地震や台風が来たときにどうするか考えておく
- 避難(ひなん)するときに持っていくものを準備する
- 日ごろから家族や学校で防災の話をする
2. どんな災害があるの?
2-1. 地震(じしん)
- 地面が大きくゆれる
- ものがたおれたり、ガラスがわれることがある
- 大きな地震のあとには津波が来ることもある
2-2. 台風(たいふう)
- 強い風と大雨がふる
- 木やものが飛ばされることがある
- 川の水があふれて洪水(こうずい)が起こることもある
2-3. 火事(かじ)
- 火が広がって家や建物がもえる
- たばこやコンロの火が原因になることが多い
- 火事をふせぐためには火の元に注意することが大事!
3. 災害が起こったときにどうする?
3-1. 地震が来たときの行動
- まずは机の下にかくれる(頭を守る!)
- あわてて外に飛び出さない
- ゆれがおさまったら、まわりを見て安全を確認する
3-2. 台風や大雨のときの注意点
- 外に出ずに安全な場所で待つ
- 川や海には近づかない(流される危険がある!)
- 避難が必要なときは、大人といっしょに行動する
3-3. 火事のときの行動
- すぐに「火事だ!」と大きな声でさけぶ
- ハンカチなどで口をおおい、低い姿勢で逃げる
- エレベーターは使わず、階段で避難する
4. 防災のために準備しておくこと
4-1. 家でできる防災
- 家具をしっかり固定する(たおれないようにする)
- 防災リュックを準備しておく
- 家族と「もしものときの集合場所」を決めておく
4-2. 防災リュックに入れておくもの
- 水(1人1日3リットル)
- 食べもの(缶詰やカンパンなど)
- 懐中電灯や電池、ラジオ
- マスクやタオル、着がえ
- 笛(ホイッスル)やメモ帳(助けを呼ぶときに使う)
4-3. 学校や公園でできる防災
- 避難訓練(ひなんくんれん)にしっかり参加する
- 学校や近所の避難場所を知っておく
- 非常ベルや消火器の場所をチェックする
5. まとめ|防災をしっかり考えよう!
災害はいつ起こるかわかりません。でも、しっかり準備をしておけば、いざというときに落ちついて行動できます!
大事なことをおさらい!
- 防災とは、災害から身を守るための準備のこと!
- 日本は自然災害が多い国なので、そなえることが大事!
- 地震・台風・火事などのときの行動をしっかり知っておこう!
- 防災リュックを用意して、もしものときにすぐに持ち出せるようにする!
- 家族や友だちと防災について話し合い、安全な避難場所を決めておく!
「防災」をしっかり学んで、大切な命を守る準備をしておきましょう!