【PS5はレストモードと電源オフのどちらがいい?用途別に最適な選択を徹底解説】

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知識 経験

PlayStation 5(PS5)を使用していると、ゲーム終了後に「レストモード」にするか「電源を切る」かで迷うことがあるはずです。どちらも本体の動作を停止する方法ですが、それぞれに特徴と利点・注意点があり、使い方次第で利便性や安全性、電気代などが大きく異なります。

この記事では、レストモードと電源オフの違いについて、基本的な仕様から具体的な使用シーン、トラブル対策、さらには節電や安全面まで詳しく解説します。どちらが“正解”というよりも、状況に応じた使い分けこそが、最も賢い選択であることが見えてくるでしょう。


1:レストモードと電源オフの基本的な違い

1-1. レストモードとは?

レストモードは、PS5をスリープ状態にする機能で、消費電力を大幅に抑えつつも、特定の機能を維持したまま待機できる状態です。ゲームの中断状態を保存したり、自動でアップデートを行ったり、USBポートから周辺機器を充電することも可能です。まるでスマートフォンのスリープのように、すぐに再開できる利便性が魅力です。

1-2. 電源オフとは?

電源オフは、PS5のすべての動作を完全に停止する状態であり、電源コンセントにつながっていても内部の処理は何も行われません。再度使用するには完全な起動プロセスが必要であり、時間がかかりますが、電力消費はほぼゼロに抑えられます。

1-3. 消費電力の比較

レストモードでは約0.5〜3W程度の電力を消費します。これは省エネ設定で変動します。一方で、電源オフでは0Wに近く、電気代を最も節約できるモードとなります。

1-4. 起動時間の違い

レストモードからの復帰はわずか5〜10秒。ゲームを中断した場所からそのまま再開できるのが大きな魅力です。電源オフ状態からの起動には30秒〜1分かかることもあり、手軽さには欠けます。


2:レストモードを使うべきシチュエーション

2-1. ダウンロードやアップデートを効率的に行いたいとき

夜間や外出中にゲームデータやソフトウェアのアップデートを終えておきたいとき、レストモードにすれば自動的にダウンロードを継続してくれます。

2-2. コントローラーや周辺機器の充電

レストモード中でもUSBポートから給電できる設定が可能です。プレイ後にそのまま充電しておけば、次に使うときはバッテリー満タンの状態で始められます。

2-3. 短時間の中断や頻繁にプレイする人

30分〜数時間程度の中断であれば、電源オフにするよりレストモードにした方が復帰が速く、利便性が高いです。特に毎日遊ぶ人には便利です。

2-4. リモートプレイやシェアプレイを利用したいとき

PS Appなどを使って外部からPS5にアクセスしたい場合、常時ネット接続が可能なレストモードにしておくことで、スムーズな接続が可能になります。


3:電源オフが適しているシーンとは

3-1. 長期間PS5を使わない予定があるとき

数日〜数週間使用しないなら、電源オフにしておくことで、待機電力の削減や内部部品の劣化を防ぐことができます。

3-2. 本体やソフトの不具合解消をしたいとき

動作が不安定だったりフリーズすることがあれば、一度完全に電源をオフにすることで、システムがリセットされて改善される場合があります。

3-3. 節電や安全性を優先したいとき

少しの電力でも気になる、あるいは節電を徹底したい人は、こまめに電源オフにしておくのがよいでしょう。

3-4. 雷や停電のリスクがあるとき

雷雨や台風など自然災害が予想されるときは、コンセントからも抜いて完全に電源を落とすことで、サージによる破損を防ぐことができます。


4:レストモードの注意点とトラブル対策

4-1. 復帰時のフリーズ・エラーの可能性

一部のユーザーから、レストモードから復帰した際にPS5が応答しなくなるケースが報告されています。これはシステムアップデートで改善されることが多いため、常に最新の状態にしておくことが重要です。

4-2. 接続機器との互換性問題

外付けHDDやSSDなどの周辺機器が、レストモードからの復帰後にうまく認識されないトラブルもあります。対応機器を使用し、使用後は安全に取り外すことが大切です。

4-3. 電源保護対策の重要性

レストモード中も電気が流れているため、サージ対策が不十分だとリスクがあります。雷ガード付きの電源タップを活用するのがおすすめです。

4-4. 設定の見直しを定期的に

レストモードの機能を最大限に活かすためには、「省電力設定」や「自動アップデート」などの項目を見直しておくと、より便利で安心です。


5:結論|レストモードと電源オフは併用が正解

5-1. 毎日使うならレストモードが快適

ゲームプレイが日常的であれば、レストモードを基本にすることで時短・充電・アップデートがスムーズに進みます。

5-2. 長期離れるなら電源オフで安心

旅行や忙しくてゲームをしない週があるなら、電源オフを選ぶことで本体に負担をかけず、安全・節電にもつながります。

5-3. プレイスタイルに合わせた運用を

例えば平日はレストモード、週末は電源オフというように、自分のライフスタイルにあわせた使い方が理想です。

5-4. トラブル予防と快適性の両立を意識

便利さだけでなく、機器の寿命や安全性にも配慮した使い分けが、結果として最も快適なPS5ライフにつながるのです。


【PS5:レストモード vs 電源オフ 詳細比較表】

比較項目レストモード電源オフ
起動速度非常に速い(約5〜10秒)通常(約30〜60秒)
消費電力ややあり(0.5〜3W)ほぼゼロ
自動アップデート対応(事前設定が必要)不可
コントローラー充電対応(USB給電設定で)不可
安全性・トラブル防止雷対策が必要サージからの安全性が高い
推奨シーン毎日の使用・短時間の中断長期不在・不具合時・節電重視

レストモードと電源オフ、どちらが優れているかではなく、いかに上手に使い分けるかがPS5を最大限活用するポイントです。あなたのライフスタイルや使用頻度に応じて、最適なモードを選択し、より安全で快適なゲーム体験を楽しみましょう。

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